病云々ではなく、暇なあたしはロクなことを考えないのがこれまでであり、これからもやっぱりそうなのだと思う。はー、やれやれだ。気分が滅入るのは、そのせいだ。
週末は恋人と過ごしている。他愛ない会話の流れで、「キミはどんなおじーちゃんになるのだろうね?」と言ったら「お前はずっと傍にいるんだから、その時になったらばーさんになったお前が確認したらいい」と言った。それができたら、とても良いと思った。でも、無邪気に「そーだねー」と頷くことはできなかった。多分あたしは、複雑な表情を浮かべていただろう。そして恋人が、ポツリと言った。「お前がいなかったら生きてゆけない」と。本来であればこれは嬉しいはずの殺し文句であろうが、あたしはとても、切なくなってしまった。現在は「ガン=死」では決してなくなってきているけれど、どうしたってその暗い影がまとわりついてくるのは事実で。なんというか、健康な人たちよりかはその日のことを考えてると思う。あたしの恋人も、「もしかしたら」というその恐ろしさと日々闘っているんだということに、あたしは初めて気がついた。前向きすぎるほど前向きで、あたしがいなくなってしまうことなんて・←これっぽっちも考えていないように将来を語る恋人に、「なんだいなんだいお前さんは気楽だねー」と思ったこともあって、ああ全く、あたしってやつはと頭を抱えるあたしであった。治療ヤダとか、言わないようにしよう。それくらいしか、あたしにはできない。
週末は恋人と過ごしている。他愛ない会話の流れで、「キミはどんなおじーちゃんになるのだろうね?」と言ったら「お前はずっと傍にいるんだから、その時になったらばーさんになったお前が確認したらいい」と言った。それができたら、とても良いと思った。でも、無邪気に「そーだねー」と頷くことはできなかった。多分あたしは、複雑な表情を浮かべていただろう。そして恋人が、ポツリと言った。「お前がいなかったら生きてゆけない」と。本来であればこれは嬉しいはずの殺し文句であろうが、あたしはとても、切なくなってしまった。現在は「ガン=死」では決してなくなってきているけれど、どうしたってその暗い影がまとわりついてくるのは事実で。なんというか、健康な人たちよりかはその日のことを考えてると思う。あたしの恋人も、「もしかしたら」というその恐ろしさと日々闘っているんだということに、あたしは初めて気がついた。前向きすぎるほど前向きで、あたしがいなくなってしまうことなんて・←これっぽっちも考えていないように将来を語る恋人に、「なんだいなんだいお前さんは気楽だねー」と思ったこともあって、ああ全く、あたしってやつはと頭を抱えるあたしであった。治療ヤダとか、言わないようにしよう。それくらいしか、あたしにはできない。
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by sabadabadako
| 2008-01-22 18:02
| 暇を生きる